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プロフィール

タチバナさん

Author:タチバナさん
仮面ライダー剣(オンドゥル)の
動画を主に作っている
「タチバナさん」と申します。
正直、平成ライダーのマニアでないと
ついていけない、濃い目のブログと
思いますが、ニチアサを毎週楽しみに
してるような方におススメですので、
是非見ていってくださいね!
ニコニコ動画での作品
http://www.nicovideo.jp/
mylist/15107434
ツイッター
https://twitter.com/#!/
tatibanasan0M0

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時代劇版・仮面ライダー剣「(0M0)みそ侍」のアイデア①

2013.11.21 01:51|ニコニコ動画
YouTubeの仮面ライダー剣(公式)、オンドゥル名場面が次々出てきますね。
(なんかウィザードで一部元ネタになったシャンゼリオンの放送もやってるみたい)


で、今日少し出かけてる時、
「時代劇版の仮面ライダー剣があったらどんなだろう」
と漠然と考えたので、覚え書きとして書いておきます。


(0M0)みそ侍

―江戸時代中期。
1774年、ドイツの医学書を日本語に翻訳した「解体新書」が刊行され、
江戸を中心とした蘭学ブームが興る。

当時、江戸の最新情報が伝わりにくい東北にも、人づてにそのニュースが届き、
数少ない有志が江戸を目指して行った。

「解体新書」をプロデュースした中心人物である医師・杉田玄白は、
その蘭学ブームのキーパーソンであった。
彼には体の弱い妻と知的障害を持った息子(あと娘が一人)いた。

障害のため息子に医者の家を継がせる事ができず、
弟子の中でも優秀な者を養子にすることにしたのだった。

東北は一関藩(今の岩手県一関市)出身で、江戸に遊学に来ていた
建部由甫と大槻茂質。
父が玄白と親交があり、実直な性格だった由甫は、
玄白の娘と結婚して養子となり「杉田伯玄」と改名。
特に才能あふれる大槻茂質は、医学を杉田玄白に教わり、
語学を前野良沢(解体新書作成で翻訳を担当した、ストイックな語学の天才)に習い、
二人の名前をいただいて「大槻玄沢」と名乗った。

(ここまで時代背景の説明)

―さて、
1778年、大槻玄沢は遊学期間が終了し、
身辺整理とさらなる勉強のためにいったん一関へ帰郷する。

彼が故郷で真っ先に会いたかった人物は、
親友であり、学問を志すきっかけをくれた男、
橘朔太郎浩成であった。

朔太郎はそのとき27歳。肩書きは、いわゆる武芸師範である。
橘家は先祖代々、剣術・槍術・弓術それらに伴う格闘技…
ありとあらゆる武道に通じ、戦場での活躍も目覚しかったという。
室町時代、足利義満の配下で明徳の乱で活躍した
橘朔之介搦祖が最も有名である。

…ただ、代々斜め上なこだわりを持った
変わり者が多いことでも知られ、
当代の朔太郎は藩内の誰からも一流と呼ばれる剣の使い手でありながら、
銃器の研究にも熱中し、
短筒(拳銃)と脇差を同時に使った新しい流派を創始する…
が、彼以外誰も学ばなかったとか。

学者としてもおそらく一流だが、
研究テーマが
「もずく風呂による最大筋力の向上」
など一見馬鹿げたものが多く、城内で大真面目に発表するたびに
藩内の話題の種(というか笑いもの)になるが、
自らがもずく風呂に毎日3年間つかった後、
河川工事の邪魔になる大岩を一人でどかす、という風に
身をもった実践で証明してしまい、周囲は呆れつつも尊敬の念を高めていった。

彼の妻は、家老である剣崎匠馬の娘、小夜
祝言もあげない内に橘家に引っ張り込み、
庭に作った菜園でいろんな種類の作物を作らせては、
オリジナル料理の研究を手伝わせていた。
小夜は大人しい真面目な子だったが、嬉々として農作業や調理に励み、
朔太郎の膨大な食欲を満たすことを幸せに感じていた。

朔太郎は江戸ともよくわからない変なネットワークをもっており、
最新の事件や学問の話をどこからか拾ってきては、
周囲の人に伝えていた。
その一人に、件の大槻玄沢らがおり、彼らの遊学のきっかけになっている。
大槻が江戸へ赴く直前に、朔太郎は一冊の洋書を彼に託していた。
それには、日本では誰も見たことのないような、
特殊な出で立ちの女性たちが、
何かを表すようなポーズをとっている図が
何十ページにわたって記されていた。

…帰郷した大槻は、朔太郎に虚しい報告をしなければならなかった。
「橘さん…いや橘先生、すまないがあの…謎の札に関しては
 めぼしい情報は何もなかったよ」
「先生なんて呼ばなくていい。
 今じゃ君の方が立派な先生さ。
 …そうか、あの平賀なんとかいう男から一緒にもらった、
 あの洋書に手がかりがあると思ったんだがなぁ」

53枚の札…。
橘朔太郎が最近研究対象にしている謎のカードであった。
それぞれに動物らしき絵と4種類のマーク、そしてアラビア数字が記載されている。
なにかの遊戯に用いられるカルタのようなもの、と思われていたが、
最大の特徴は「変化しない」ことであった。
高熱の炉の中だろうが、極寒の雪の中だろうが、
一切の変化を見せない。
もちろん、刀で切ることも不可能だった。
朔太郎はこの札のために、家中の名刀を八本も鉄くずにしてしまった。

きっかけは5年前、秋田藩のほうに、平賀源内なる山師(鉱山技師)が来ていた。
北関東から東北にかけて、色んな山をめぐっては、
「この山を掘れば色んな鉱物が出て大儲けできる!」
と吹いて回り、口車にのって鉱山開発に着手した藩は、
期待されたほどの採掘量が達成できず、大損した所も多いとか。

(鉱山事業は当たり外れが多く、「山師」=「サギ師」でもあった)

5年前も秋田藩の阿仁銅山で鉱山指導を行い、
江戸へ帰る途中でこの一関藩を通り、
その際に朔太郎と出会って江戸に関する様々な話をしたのだが、
帰路での遊興費が欲しかった源内は、
以前に秩父の鉱山で掘り出した例の謎の札と、あとセットで適当な洋書をつけて、
「とんでもない財宝が隠されている地図とその解読書だ」
と称して朔太郎からけっこうな額の金をせしめたのだった。
源内自身も研究を重ね、この札は今の技術ではどうにもできない、
と判断してのことだった。

「べらべら適当なことをしゃべる信用ならねえヤツだったな…
 宝の地図というのもきっと嘘だとは感じていたよ。
 …それでも、この奇妙な札には…
 とり憑かれそうな魔力を感じる…
 正しい使用法さえ判明すれば、
 俺の運命そのものを、一夜にして変えてしまいそうな、な」

「いや、それがね、橘さん…
 私は会ったんだよ、その平賀さんに」
「なんだって?
 いつ、どこでだ」
「私のオランダ語の師匠である、前野先生のうちでさ。
 平賀は蘭学仲間の間では有名人なんだよ。
 前野先生も、あいつは軽薄だからって嫌ってたね」
「だーよーなぁーーー。
 前野氏って良い人のようだな。
 江戸にでる機会があったら訪ねてみよう」
「いやぁ、気難しい人だから…
 それより橘さんから預かった本を前野先生に見てもらってたら、
 平賀さんが本を覗き込んで大笑いしてねぇ」

『ぎゃっはははっははは!!
 そいつは橘とかいうヘタレに売りつけてやったやつだよ。
 正直、凄い内容の本じゃあまったくない。
 その中身は…』

「しゅみぃず、とか、こるせっと、
 とかいう、西洋のご婦人がつける腰巻の事典なんだってさ」

・・・・・・・・。

「何言ってんだ!!!
 フジャケルナ!!!」
「いやいやいや。平賀さんが頼みもしないのに付け方を真似て見せてたよ」

「おおおおお俺は、
 魔女の儀式にまつわる書物と聞いたもんだから、
 毎朝!!
 毎晩!!!
 真剣に眺め続けて…」

「だから私が何回も言ったじゃないですか、下着だって…」
かまどの前で煮炊きをしていた小夜が、ボソっと呟いた。

「畜生ぉおおお!!
 騙されたぁあああああ!!
 どこまでも薄汚ぇ野郎だ!
 …よし、俺も江戸へ出る。
 君の準備が出来るまでに、ご家老に遊学の許可を申し出るぞ」
「おお!
 橘さんが共に来てくれるなら百人力だ!
 是非本場の蘭学に触れてもらいたいね」
「ああ、とにかくあの山師にもう一度会って、
 ヴットバスゾ!!!」
「あーそー…」

その時、縁側の方から、
とても明るく澄んだ、しかし滑舌が著しく整わない少年の声がした。
「ダディャーナザァン!!(橘さん)
 ナゼェザゲンデルンディス!!?(なぜ叫んでるんです)」


きりっとした端正な顔立ちに、周囲を和ませる温和な笑顔。
彼の名は剣崎一馬、小夜の弟である。
姉が朔太郎の許嫁になった事が縁で、
それからずっと朔太郎から剣術や学問を教わっている。
歳は数えで15歳。
もうすぐ元服を迎えるが、家老である父・匠馬は
生まれつき病的に舌が回らない彼を、
「城勤めが満足にできるのか…」
と心配していた。
一馬もかつては陰のある性格だったが、
自分が変人なぶん他人の細かいことを気にしない朔太郎との相性の良さや、
誰もが持つ長所を伸ばすことを得意とするその指導により、
天賦の剣才に目覚め、
道場では天才剣士として将来を渇望されるようになった。
振る舞いも自然と明るくなり、滑舌を気にせず周囲と話すようになったのだった。

「ウルザイ!!ゲゲゲー!!(剣崎)
 お前に何がわかる…
 お前に何がわかるんだぁあああ」
「あんたも結構滑舌おかしいよな」
大槻が聞こえないように言った。

「ダディャーナザァン!
 落ち着いてくだザァイ!
 知り合いの海女さんがさっきとってきたウニがここに…」
「じぇじぇじぇ!?
 …これ食ってもいいかな?(満面の笑顔)」
「はいはい、私が今さばきますから…」

「ふ…
 やはり故郷はいいな。
 でも橘さんが共に来てくれるなら、また江戸へ。
 …いや、今度こそ憧れの長崎へ…」

自分たちの運命の歯車が
大きく動こうとしていることを、
彼らはまだ知る由もなかった。

つづく。



…ってなんだよ本格時代劇気取って結局いつものノリじゃねーかよ(0M0;;)
続きがまとまったらまた書きます。たぶんね。

解体新書やそれにまつわる人々の話は、
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興味のある方は是非ご覧になってください。
無許可だけどね…。

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